自習型指導の授業

自習型の場合には自分で勉強する

自習型指導を取り入れている塾では授業は基本的には行われません。自習型の特徴は生徒が自分自身で勉強するスタイルを取っていることで、指導塾はカリキュラムを定め、今日はどの勉強をするのかを生徒に伝えるだけなのが基本です。生徒が塾に来たら勉強用の部屋に行ってもらい、テキストを開いて読み、問題を解いていくという流れになっています。このため、自習型指導の場合には授業を受けるというよりは勉強をしにいくという形になります。塾では生徒が自分で学習しやすいようにテキストを作り上げ、しっかりと学力が上がるようにカリキュラムを策定することに力を注いでいます。その内容の良し悪しによって塾の人気も左右されるようになっているのです。

授業をするタイプの自習型指導もある

自習型指導の場合には完全に生徒は放置されてしまうのかと疑問に思う人もいるでしょう。塾によって対応に違いはありますが、例えば自分で勉強していてもわからないところがあったときに講師を呼んで教えてもらえる仕組みのことがよくあります。教室に講師がいていつでも質問できる場合もあれば、スイッチなどで呼ぶと部屋まで来てくれて質問に答えてもらえる仕組みのこともあり、塾によってシステムが異なります。また、最初に少しだけ講義をする形にしている場合もあり、その内容を理解した上で自習をする方が効率が良いと考えている塾が取り入れている方法です。このように色々な仕組みの塾があるので、自習型指導の塾を選ぶときには比較して決めましょう。